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塩酸ミノサイクリン副作用
塩酸ミノサイクリンは、ミノサイクリン塩酸塩を主成分とする、テトラサイクリン系抗生物質です。
カプセルタイプと錠剤タイプがあります。
塩酸ミノサイクリンは、日医工株式会社から販売されております。
テトラサイクリン系抗生物質塩酸ミノサイクリン錠の副作用としては、以下の様な項目や症状等が想定されています。
重大・重篤なレベルのものとしては、以下の様な事項の症状が想定されております。
上記の様な症状が現れた場合には、速やかに医師か薬剤師と相談してください。
重大な副作用は、滅多にありませんが、投薬開始時の初期症状には、注意が必要です。
その他のものとしては、以下の様な事項が想定されております。
上記は、あくまで主要なものであり、全てを記載したものではありません。
上記以外でも、気になる症状がある場合には、医師か薬剤師と相談してください。
また、持病やアレルギーのある方は、本薬との併用に際して医師か薬剤師と相談してください。
以下の方は、基本的に禁忌です。
・テトラサイクリン系薬剤に対し過敏症の既往歴のある方
カプセルタイプと錠剤タイプがあります。
塩酸ミノサイクリンは、日医工株式会社から販売されております。
テトラサイクリン系抗生物質塩酸ミノサイクリン錠の副作用としては、以下の様な項目や症状等が想定されています。
重大・重篤なレベルのものとしては、以下の様な事項の症状が想定されております。
副作用名称 | 想定症状など |
---|---|
アナフィラキシー様症状 | 紅斑、悪寒、口腔咽頭浮腫、口内の違和感、かゆみ、くしゃみ、顔面紅潮、熱感、吐き気、嘔吐、尿意、便意、そう痒感、全身発赤、顔面・喉頭浮腫、呼吸困難、血圧低下、喘鳴、血管浮腫、不快感、眩暈、耳鳴、発汗等 |
ショック | 血圧低下に伴う失神、意識消失、チアノーゼ、呼吸困難、胸内苦悶、冷感、嘔吐、顔が赤くなる、痒み、蕁麻疹(じんましん)、しびれ、動悸、息切れ等 |
SLE様症状(全身性エリテマトーデス様症状、全身性紅斑性狼瘡様症状、ループス様症候群)の増悪 | 筋肉や関節が痛む、体や顔が赤くなる、赤い斑点ができる、発熱、手足や首の付け根のリンパ節が腫れる等の症状の悪化 |
中毒性表皮壊死融解症(Toxic EpidermalNecrolysis:TEN) | からだがだるい、関節の痛み、皮膚が焼けるように痛む、全身の赤い斑点と破れやすい水ぶくれ(水疱)、発熱、食欲不振口内が荒れる等 |
紅皮症(剥脱性皮膚炎) | 39〜40度の高熱、顔に発疹、全身の皮膚が赤い、皮膚のカスがよく落ちる等 |
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群) | 高熱、陰部の痛み、関節の痛み、ひどい口内炎、唇や口内のただれ、発熱、皮膚がまだら模様に赤くなる、皮膚に水脹れが出る(各種皮膚障害)、中央にむくみをともなった赤い斑点、赤い発疹、まぶたや眼の充血、結膜のただれ、食欲不振、からだがだるい等 |
薬剤性過敏症症候群(DIHS) | 広範囲の皮膚が赤くなる、発疹、高熱(38℃以上)、喉(のど)の痛み、全身がだるい、食欲不振、リンパ節の腫れ、肝機能障害等の臓器障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化等 |
PIE症候群 | 動悸、息切れ、発熱、咳等 |
急性腎不全 | 尿量減少、尿が赤みがかる、眼がはれぼったい、疲れやすい、からだがだるい、腹痛、吐き気、下痢、脱力感、関節の痛み、頭痛、顔や手足のむくみ、息苦しい、意識の低下等 |
間質性腎炎 | 発熱、間接の痛み、吐き気、下痢、尿が濁る等 |
意識障害 | 吐き気、食欲不振、腹痛、下痢、強い倦怠感、意識レベルの低下、意識消失等 |
精神神経障害 | 間代性痙攣(けいれん)、昏迷、錯乱、運動障害、物忘れ、集中力の低下、頭痛、便秘、排尿障害等 |
血液障害 | 貧血、出血傾向(皮下、粘膜、臓器)、赤芽球癆(せきがきゅうろう)、汎血球減少、無顆粒球症、顆粒球減少、白血球減少、血小板減少、赤血球減少等 |
重篤な肝機能障害 | 発熱、腹痛、肝腫大、肝不全、肝壊死、肝炎、黄疸等 |
呼吸困難 | 息切れ、心臓の脈拍が上がる、胸部の痛み、手足が冷たい、倦怠感等 |
間質性肺炎 | 発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多、動悸、息切れ等 |
膵炎 | 胃周辺の急な激しい痛み、吐き気、背中の痛み、嘔吐(おうと)等 |
痙攣(けいれん) | 全身の筋肉がピクピクする、しびれ、チクチクと痛む、瞬間うとうとと眠くなる、失神、錯乱、脱力、膀胱の調節機能の消失、興奮状態が継続する、怒りっぽい、ぼんやりする、よろめく、吐き気、めまい、下肢コントロール不能、筋肉の付随現象等 |
出血性腸炎 | 激しい腹痛、血が混ざった便、吐き気、嘔吐(おうと)、発熱等 |
偽膜性大腸炎(クロストリジウム性大腸炎) | 発熱、頻回の下痢、激しい腹痛、血液便、下血等 |
上記の様な症状が現れた場合には、速やかに医師か薬剤師と相談してください。
重大な副作用は、滅多にありませんが、投薬開始時の初期症状には、注意が必要です。
その他のものとしては、以下の様な事項が想定されております。
部位名称等 | 副作用名称、症状 |
---|---|
肝臓 | AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等肝機能検査値異常、黄疸 |
消化器 | 腹痛、悪心、食欲不振、胃腸障害、嘔吐、下痢、舌炎、便秘、口内炎、味覚異常、肛門周囲炎、歯牙着色 |
過敏症 | 発疹、発熱、浮腫(四肢、顔面)、蕁麻疹(じんましん) |
皮膚 | 色素沈着(皮膚・爪・粘膜)、光線過敏症 |
精神神経系 | めまい感、頭痛、しびれ感 |
血液 | 好酸球増多 |
腎臓 | BUN上昇 |
頭蓋内圧上昇 | 頭蓋内圧上昇に伴う症状(嘔吐、頭痛、複視、うっ血乳頭、大泉門膨隆等) |
感覚器 | 耳鳴 |
菌交代症 | 菌交代症に基づく新しい感染症 |
ビタミン欠乏症 | ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等) |
その他 | けん怠感、関節痛 |
過量投与 | 肝障害(黄疸、脂肪肝等) |
上記は、あくまで主要なものであり、全てを記載したものではありません。
上記以外でも、気になる症状がある場合には、医師か薬剤師と相談してください。
また、持病やアレルギーのある方は、本薬との併用に際して医師か薬剤師と相談してください。
以下の方は、基本的に禁忌です。
・テトラサイクリン系薬剤に対し過敏症の既往歴のある方
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