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レミケード副作用
抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤レミケード点滴静注用(インフリキシマブ)の主な副作用には、咽喉頭炎、発熱、発疹、頭痛、血圧上昇、ALT(GPT)増加、AST(GOT)増加、LDH増加、血尿(尿潜血)、白血球数増加、尿沈渣、γ-GTP増加、気道感染、悪心、ほてり、肺炎などがあります。
レミケードの副作用としては、以下の様な項目や症状等が想定されています。
重大・重篤なレベルのものとしては、以下の様な事項の症状が想定されております。
上記の様な症状が現れた場合には、速やかに医師か薬剤師と相談してください。
重大な副作用は、滅多にありませんが、投薬開始時の初期症状には、注意が必要です。
その他のものとしては、以下の様な事項が想定されております。
上記は、あくまで主要なものであり、全てを記載したものではありません。
上記以外でも、気になる症状がある場合には、医師か薬剤師と相談してください。
また、持病やアレルギーのある方は、本薬との併用に際して医師か薬剤師と相談してください。
以下の方は、基本的に禁忌です。
・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
・マウス由来の蛋白質(マウス型、キメラ型、ヒト化抗体等)に対する過敏症の既往歴のある方
・重篤な感染症(敗血症等)の方
・活動性結核の方
・脱髄疾患(多発性硬化症等)及びその既往歴のある方
・うっ血性心不全の方
特殊記載項目:本剤による伝達性海綿状脳症(TSE)伝播の理論的リスクを完全に否定し得ない。
レミケードの副作用としては、以下の様な項目や症状等が想定されています。
重大・重篤なレベルのものとしては、以下の様な事項の症状が想定されております。
副作用名称 | 想定症状など |
---|---|
感染症 | 敗血症、肺炎(ニューモシスティス肺炎を含む)、真菌感染症、脳炎、髄膜炎(リステリア菌性髄膜炎を含む)、骨髄炎等の感染症(日和見感染症を含む)等 |
結核 | 咳・痰・微熱等の風邪様症状が2週間以上継続、血痰、喀血、胸痛、呼吸困難、発熱、発汗、体重減少、食欲不振、倦怠感、肺外結核(髄膜、胸膜、リンパ節等)等 |
重篤なinfusion reaction | ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、気管支痙攣、血圧上昇、血圧低下、血管浮腫、チアノーゼ、低酸素症、発熱、蕁麻疹等の重篤な副作用)等 |
脱髄疾患 | 多発性硬化症、視神経炎、横断性脊髄炎、ギラン・バレー症候群等 |
間質性肺炎 | 発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多、動悸、息切れ等 |
肝機能障害 | 倦怠感の増大、食欲低下、呼吸困難、吐き気、常に眠い、黄疸、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、総ビリルビン等の上昇等 |
遅発性過敏症 | 3日以上経過後に発疹、発熱、そう痒、手・顔面浮腫、蕁麻疹、頭痛等が発現 |
抗dsDNA抗体の陽性化を伴うループス様症候群 | 抗dsDNA抗体が陽性化、関節痛、筋肉痛、皮疹等 |
重篤な血液障害 | 汎血球減少、血小板減少、白血球減少、顆粒球減少、血球貪食症候群等 |
上記の様な症状が現れた場合には、速やかに医師か薬剤師と相談してください。
重大な副作用は、滅多にありませんが、投薬開始時の初期症状には、注意が必要です。
その他のものとしては、以下の様な事項が想定されております。
部位名称等 | 副作用名称、症状 |
---|---|
精神・神経系 | 頭痛、浮動性めまい、感覚鈍麻、異常感覚、頭部不快感、体位性めまい、知覚過敏、失神、嗅覚錯誤、味覚異常、神経痛、不随意性筋収縮、片頭痛、振戦、運動過多、ジスキネジー、脳梗塞、協調運動異常、不眠症、不安、神経過敏、うつ病、感情不安定、多幸気分、錯乱、傾眠(眠気)、ニューロパシー、てんかん発作、多発性神経障害 |
血液 | 貧血(鉄欠乏性貧血、溶血性貧血)、カリウム減少、血小板数増加、リンパ節炎、脾腫、単球減少症、リンパ球減少症、リンパ球増加症、単球増加症、白血球増加症、好中球増加症、好酸球増加症、赤血球異常、低カリウム血症、好酸球数減少、骨髄球数増加、アミラーゼ増加、総蛋白減少、総蛋白増加、アルブミン減少、クロール減少、ナトリウム減少、血沈亢進、リンパ球形態異常(異形リンパ球)、リンパ節症、後骨髄球数増加、尿酸増加、カリウム増加、CRP増加、ヘマトクリット減少、特発性血小板減少性紫斑病、血栓性血小板減少性紫斑病 |
循環器 | ほてり、潮紅、高血圧、低血圧、動悸、血圧低下、血圧上昇、血腫、蒼白、末梢性虚血、徐脈、不整脈、頻脈、心室性期外収縮、狭心症、心不全、心拍数増加 |
呼吸器 | 気道感染、咽喉頭炎、呼吸困難、気管支炎、咳嗽、鼻炎、副鼻腔炎、扁桃炎、発声障害、咽喉絞扼感、鼻出血、胸膜炎、胸水、喘息、気管支痙攣、胸部X線(CT)異常、PaO2低下、KL-6増加、間質性肺線維症 |
肝臓 | ALP増加、脂肪肝、肝炎、胆嚢炎、肝腫大、高ビリルビン血症 |
泌尿器 | 血尿(尿潜血)、尿沈渣、尿路感染、尿中ブドウ糖陽性、尿中蛋白陽性、BUN増加、腎盂腎炎、排尿困難、尿中白血球陽性、頻尿、クレアチニン増加、尿中ウロビリン陽性、膀胱炎 |
消化器 | 悪心、嘔吐、下痢、腹痛、便秘、胃腸炎、口内炎、上腹部痛、嚥下障害、逆流性食道炎、腸閉塞、腸管狭窄、消化不良、血便、腸管穿孔、胃炎、痔核、肛門周囲痛、憩室炎、腹部膨満、胃ポリープ、胃潰瘍、腹膜炎、腹部不快感、腸炎、胃不快感 口腔内潰瘍形成、歯痛、口唇炎、口腔内痛、齲歯、唾液腺炎、口渇、歯周病、舌炎 |
皮膚 | 発疹(膿疱性皮疹、斑状皮疹、斑状丘疹状皮疹、小水疱性皮疹、そう痒性皮疹、湿疹、紅斑性皮疹、頭部粃糠疹、丘疹、血管炎性皮疹)、白癬、皮膚炎(脂漏性皮膚炎、水疱性皮膚炎、乾癬様皮膚炎)、毛包炎、そう痒症、蕁麻疹、紅斑(発赤)、多汗症、麦粒腫、せつ、皮膚真菌感染、皮膚裂傷、皮膚嚢腫、ざ瘡、皮膚乾燥、皮膚変色、皮膚剥脱、脱毛症、乾癬、斑状出血、点状出血、皮膚潰瘍、脂漏、過角化、光線過敏性反応、皮膚小結節、多毛症、アトピー性皮膚炎 |
投与部位 | 注射部位反応(注射部位疼痛、注射部位炎症、注射部位腫脹、注射部位出血、注射部位そう痒感) |
眼 | 眼内炎、涙器障害、角膜炎、眼瞼炎、視覚障害、眼痛、眼球乾燥、羞明、強膜炎、緑内障、眼圧上昇、眼脂、結膜炎、結膜充血、視野欠損、網膜静脈閉塞 |
耳 | 耳痛、回転性めまい、耳鳴、耳不快感(耳閉感)、耳感染(外耳炎、中耳炎、迷路炎) |
筋・骨格系 | 関節痛、筋痛、関節腫脹、背部痛、筋骨格硬直、頚部痛、関節炎、骨痛、腱炎、筋力低下、滑液包炎、CPK増加、筋骨格痛 |
抵抗機構 | 自己抗体陽性(抗DNA抗体陽性、抗カルジオリピン抗体陽性、抗核抗体陽性)、ウイルス感染(帯状疱疹、単純ヘルペス、インフルエンザ様疾患、インフルエンザ)、膿瘍、蜂巣炎、免疫グロブリン増加、爪周囲炎、化膿、サイトメガロウイルス抗原陽性、食道カンジダ症、非結核性マイコバクテリア感染(非結核性抗酸菌症)、クリプトコッカス症、ニューモシスティス症、サルモネラ症 |
代謝 | 高コレステロール血症、糖尿病、高血糖、抗利尿ホルモン不適合分泌、コレステロール減少、トリグリセリド増加 |
その他 | 発熱、悪寒、熱感、倦怠感、疲労、胸痛、疼痛、浮腫(末梢性浮腫、顔面浮腫、全身性浮腫、眼窩周囲浮腫、血管浮腫)、腟感染、勃起不全、乳房肥大、亀頭包皮炎、不規則月経、腟出血、性器分泌物(白帯下)、無力症、不快感、胸部不快感、嚢胞、食欲不振、食欲亢進、過敏症、体重増加、体重減少、子宮平滑筋腫、リビドー減退 |
上記は、あくまで主要なものであり、全てを記載したものではありません。
上記以外でも、気になる症状がある場合には、医師か薬剤師と相談してください。
また、持病やアレルギーのある方は、本薬との併用に際して医師か薬剤師と相談してください。
以下の方は、基本的に禁忌です。
・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
・マウス由来の蛋白質(マウス型、キメラ型、ヒト化抗体等)に対する過敏症の既往歴のある方
・重篤な感染症(敗血症等)の方
・活動性結核の方
・脱髄疾患(多発性硬化症等)及びその既往歴のある方
・うっ血性心不全の方
特殊記載項目:本剤による伝達性海綿状脳症(TSE)伝播の理論的リスクを完全に否定し得ない。
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