ウルソ副作用
肝・胆・消化機能改善剤ウルソ錠(ウルソデオキシコール酸)の主な副作用には、対象疾患により以下の症状が想定されています。
原発性胆汁性肝硬変の方
下痢、そう痒、発疹等
C型慢性肝疾患の方
下痢、軟便、便秘、そう痒、腹部膨満、胃不快感等
上記以外の疾患の方
下痢、悪心、そう痒、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇等
ウルソの副作用としては、以下の様な項目や症状等が想定されています。
重大・重篤なレベルのものとしては、以下の様な事項の症状が想定されております。
重大な副作用一覧
副作用名称
想定症状など
間質性肺炎
発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多、動悸、息切れ等
上記の様な症状が現れた場合には、速やかに医師か薬剤師と相談してください。
重大な副作用は、滅多にありませんが、投薬開始時の初期症状には、注意が必要です。
その他のものとしては、以下の様な事項が想定されております。
その他の副作用一覧
部位名称等
副作用名称、症状
消化器
下痢、悪心、食欲不振、便秘、胸やけ、胃不快感、腹痛、腹部膨満、嘔吐
過敏症
そう痒、発疹、蕁麻疹、紅斑(多形滲出性紅斑等)
肝臓
AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇、ビリルビン上昇、γ-GTP上昇
その他
全身けん怠感、めまい、白血球数減少
上記は、あくまで主要なものであり、全てを記載したものではありません。
上記以外でも、気になる症状がある場合には、医師か薬剤師と相談してください。
また、持病やアレルギーのある方は、本薬との併用に際して医師か薬剤師と相談してください。
以下の方は、基本的に禁忌です。
・完全胆道閉塞のある方
・劇症肝炎の方
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