クロミフェンクエン酸塩副作用

クロミフェンクエン酸塩は、クロミフェンクエン酸塩が主成分の、排卵誘発剤です。
錠剤タイプがあります。
クロミフェンクエン酸塩は、富士製薬工業株式会社により製造・販売されております。

排卵誘発剤クロミフェンクエン酸塩錠(クロミフェンクエン酸塩)の副作用としては、以下の様な項目や症状等が想定されています。

重大・重篤なレベルのものとしては、以下の様な事項の症状が想定されております。
重大な副作用一覧
副作用名称 想定症状など
卵巣過剰刺激症候群(OHSS) 尿の出が悪い、のどが渇く、おなかが張る、スカートやズボンが入らない、むくみ、息切れ、気持ちが悪い、下痢、体重が一日で1kg以上増加、卵巣腫大、卵巣茎捻転、下腹部痛、下腹部緊迫感、血管透過性亢進による腹水の貯留・胸水の貯留等

上記の様な症状が現れた場合には、速やかに医師か薬剤師と相談してください。

重大な副作用は、滅多にありませんが、投薬開始時の初期症状には、注意が必要です。

その他のものとしては、以下の様な事項が想定されております。
その他の副作用一覧
部位名称等 副作用名称、症状
消化器 悪心・嘔吐、食欲不振等
過敏症 発疹等
精神神経系 精神変調、頭痛,情動不安等
虚血性視神経症、霧視等の視覚症状
肝臓 ALT(GPT)上昇、ビリルビン上昇、AST(GOT)上昇、γ-GTP上昇、5%以上のBSP排泄遅延
その他 口渇、顔面潮紅、尿量増加、疲労感

上記は、あくまで主要なものであり、全てを記載したものではありません。

上記以外でも、気になる症状がある場合には、医師か薬剤師と相談してください。

また、持病やアレルギーのある方は、本薬との併用に際して医師か薬剤師と相談してください。

以下の方は、基本的に禁忌です。

・妊婦の方
・卵巣腫瘍及び多嚢胞性卵巣症候群を原因としない卵巣の腫大のある方
・肝障害又は肝疾患のある方
・エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば,乳癌,子宮内膜癌)及びその疑いのある方

以下の方は、原則禁忌です。

・児を望まない無排卵の方


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