プレマリン副作用

結合型エストロゲン製剤プレマリン錠の副作用としては、以下の様な項目や症状等が想定されています。

重大・重篤なレベルのものとしては、以下の様な事項の症状が想定されております。
重大な副作用一覧
副作用名称 想定症状など
血栓症 手足のマヒ・しびれ、しゃべりにくい、胸の痛み、呼吸困難、片方の足の急激な痛みや腫れ等
血栓塞栓症 手足のマヒ・しびれ、しゃべりにくい、胸の痛み、呼吸困難、片方の足の急激な痛みや腫れ、肺塞栓症、脳梗塞、心筋梗塞、動悸、冷汗、チアノーゼ、静脈怒脹、血圧低下、意識消失、心肺停止、痺れ、皮膚変色、血栓より遠位の浮腫、皮膚の炎症、血栓性静脈炎、慢性的な息切れ、足首や脚のむくみ、脱力感、意識消失等(俗名エコノミークラス症候群、ロングフライト血栓症)等

上記の様な症状が現れた場合には、速やかに医師か薬剤師と相談してください。

重大な副作用は、滅多にありませんが、投薬開始時の初期症状には、注意が必要です。

その他のものとしては、以下の様な事項が想定されております。
その他の副作用一覧
部位名称等 副作用名称、症状
電解質代謝 ナトリウムや体液の貯留(浮腫、体重増加等)
生殖器 帯下増加、不正出血、経血量の変化
乳房 乳房痛、乳房緊満感
過敏症 発疹、蕁麻疹、血管浮腫
消化器 腹痛、悪心・嘔吐、食欲不振、膵炎
皮膚 色素沈着、脱毛
精神神経系 頭痛、めまい
肝臓 肝機能障害(AST(GOT)、ALT(GPT)、AL-P上昇等)
呼吸器 呼吸困難
循環器 血圧低下

上記は、あくまで主要なものであり、全てを記載したものではありません。

上記以外でも、気になる症状がある場合には、医師か薬剤師と相談してください。

また、持病やアレルギーのある方は、本薬との併用に際して医師か薬剤師と相談してください。

以下の方は、基本的に禁忌です。

・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
・妊婦又は妊娠している可能性のある方
・エストロゲン依存性腫瘍(例えば乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある方
・乳癌の既往歴のある方
・血栓性静脈炎や肺塞栓症のある方、又はその既往歴のある方
・動脈性の血栓塞栓疾患(例えば、冠動脈性心疾患、脳卒中)又はその既往歴のある方
・重篤な肝障害のある方
・診断の確定していない異常性器出血のある方


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