ルナベル副作用

子宮内膜症に伴う月経困難症・機能性月経困難症治療剤ルナベル配合錠の主な副作用には、対象疾患により以下の症状が報告されております。

子宮内膜症に伴う月経困難症の方
不正性器出血、悪心、頭痛、希発月経、上腹部痛、乳房不快感、月経過多

機能性月経困難症の方
不正性器出血、悪心、希発月経、下腹部痛、上腹部痛、頭痛、過少月経、頻発月経、血中フィブリノゲン増加

ルナベル配合錠の副作用としては、以下の様な項目や症状等が想定されています。

重大・重篤なレベルのものとしては、以下の様な事項の症状が想定されております。
重大な副作用一覧
副作用名称 想定症状など
血栓症 手足のマヒ・しびれ、しゃべりにくい、胸の痛み、呼吸困難、片方の足の急激な痛みや腫れ等
アナフィラキシー様症状 紅斑、悪寒、口腔咽頭浮腫、口内の違和感、かゆみ、くしゃみ、顔面紅潮、熱感、吐き気、嘔吐、尿意、便意、そう痒感、全身発赤、顔面・喉頭浮腫、呼吸困難、血圧低下、喘鳴、血管浮腫、不快感、眩暈、耳鳴、発汗等

上記の様な症状が現れた場合には、速やかに医師か薬剤師と相談してください。

重大な副作用は、滅多にありませんが、投薬開始時の初期症状には、注意が必要です。

その他のものとしては、以下の様な事項が想定されております。
その他の副作用一覧
部位名称等 副作用名称、症状
過敏症 発疹
霧視、網膜血流障害による視力障害
肝臓 肝機能異常、γ-GTP増加、黄疸
電解質代謝 浮腫、体重増加、体重減少
卵巣 出血性卵巣嚢胞、卵巣新生物、卵巣嚢胞
子宮 不正性器出血(破綻出血、点状出血)、希発月経、月経過多、下腹部痛、無月経、不規則月経、性器分泌物、過少月経、頻発月経、子宮肥大、消退出血不規則、性交出血、経血量の変化、帯下の増加
乳房 乳房痛、乳房不快感、乳房緊満感、乳房萎縮、乳汁分泌、乳癌、乳房腫瘤、乳汁漏出症、線維嚢胞性乳腺疾患、乳腺線維腺腫
循環器 血圧上昇、動悸、ほてり、末梢性浮腫
消化器 悪心、上腹部痛、嘔吐、腹痛、下痢、便秘、胃痛、腹部膨満、鼓腸、胃炎、過敏性腸症候群、胃不快感、歯痛、排便痛、消化管運動障害、口内炎、食欲不振、痔核、腸炎、口渇、胸やけ、食欲亢進
精神神経系 頭痛、倦怠感、めまい、いらいら感、ふらつき、感覚鈍麻、嗅覚錯誤、眠気、不眠症、感情不安定、顔面感覚鈍麻、片頭痛、神経過敏、頭重
皮膚 ざ瘡、湿疹、蕁麻疹、多形紅斑、アトピー性皮膚炎、女性陰部そう痒症、アレルギー性鼻炎、紅斑、そう痒症、色素沈着
その他 性欲減退、下肢痛、熱感、胸部不快感、異常感、炎症性疼痛、背部痛、貧血、帯状疱疹、副鼻腔炎、尿道炎、齲歯、カンジダ症、鼻炎、髄膜腫、発熱、プラスミノーゲン増加、血中トリグリセリド増加、血中コレステロール増加、血中フィブリノゲン増加、血中鉄減少、血小板数増加、尿中蛋白陽性、高脂血症、しびれ感

上記は、あくまで主要なものであり、全てを記載したものではありません。

上記以外でも、気になる症状がある場合には、医師か薬剤師と相談してください。

また、持病やアレルギーのある方は、本薬との併用に際して医師か薬剤師と相談してください。

以下の方は、基本的に禁忌です。

・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
・妊婦又は妊娠している可能性のある方
・授乳婦の方
・エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば乳癌、子宮内膜癌)、子宮頸癌及びその疑いのある方
・診断の確定していない異常性器出血のある方
・血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患又はその既往歴のある方
・35歳以上で1日15本以上の喫煙する方
・前兆(閃輝暗点、星型閃光等)を伴う片頭痛のある方
・肺高血圧症又は心房細動を合併する心臓弁膜症の患者、亜急性細菌性心内膜炎の既往歴のある心臓弁膜症の方
・血管病変を伴う糖尿病の方(糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症等)
・血栓性素因のある方
・抗リン脂質抗体症候群の方
・手術前4週以内、術後2週以内、産後4週以内及び長期間安静状態の方
・重篤な肝障害のある方
・肝腫瘍のある方
・脂質代謝異常のある方
・高血圧のある方
・耳硬化症の方
・妊娠中に黄疸、持続性そう痒症又は妊娠ヘルペスの既往歴のある方
・骨成長が終了していない可能性がある方


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