ブチルスコポラミン臭化物副作用

ブチルスコポラミン臭化物は、ブチルスコポラミン臭化物を主成分とする、鎮痙剤です。
主に胃や十二指腸潰瘍などにおける痙攣・運動機能亢進に利用されます。
ブチルスコポラミン臭化物は、株式会社陽進堂、日本ジェネリック株式会社から、製造・販売されております。

鎮痙剤ブチルスコポラミン臭化物錠(ブチルスコポラミン臭化物)の副作用としては、以下の様な項目や症状等が想定されています。

重大・重篤なレベルのものとしては、以下の様な事項の症状が想定されております。
重大な副作用一覧
副作用名称 想定症状など
ショック 呼吸困難、血圧低下に伴う失神、意識消失、チアノーゼ、嘔吐、胸内苦悶、冷感、顔が赤くなる、痒み、蕁麻疹(じんましん)、しびれ、動悸、息切れ等
アナフィラキシー様症状 眩暈、顔面・喉頭浮腫、呼吸困難、血圧低下、喘鳴、紅斑、悪寒、口腔咽頭浮腫、口内の違和感、かゆみ、くしゃみ、顔面紅潮、熱感、吐き気、嘔吐、尿意、便意、そう痒感、全身発赤、血管浮腫、不快感、耳鳴、発汗等

上記の様な症状が現れた場合には、速やかに医師か薬剤師と相談してください。

重大な副作用は、滅多にありませんが、投薬開始時の初期症状には、注意が必要です。

その他のものとしては、以下の様な事項が想定されております。
その他の副作用一覧
部位名称等 副作用名称、症状
循環器 心悸亢進
消化器 口渇、腹部膨満感、鼓腸、便秘
散瞳、閉塞隅角緑内障
精神神経系 頭痛、頭重感
過敏症 発疹、蕁麻疹、紅斑、そう痒症
泌尿器 排尿障害
過量投与 口渇、眼の調節障害、せん妄、心悸亢進、血圧上昇等

上記は、あくまで主要なものであり、全てを記載したものではありません。

上記以外でも、気になる症状がある場合には、医師か薬剤師と相談してください。

また、持病やアレルギーのある方は、本薬との併用に際して医師か薬剤師と相談してください。

以下の方は、基本的に禁忌です。

・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
・前立腺肥大による排尿障害のある方
・重篤な心疾患のある方
・麻痺性イレウスの方
・出血性大腸炎の方
・緑内障の方

以下の方は、原則禁忌です。

・細菌性下痢の方


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