コンサータ副作用

中枢神経刺激剤コンサータ錠の主な副作用には、食欲不振、初期不眠症、体重減少、食欲減退、頭痛、不眠症、腹痛、悪心、チック、発熱などがあります。

コンサータ錠の副作用としては、以下の様な項目や症状等が想定されています。

重大・重篤なレベルのものとしては、以下の様な事項の症状が想定されております。
重大な副作用一覧
副作用名称 想定症状など
紅皮症(剥脱性皮膚炎) 39〜40度の高熱、顔に発疹、全身の皮膚が赤い、皮膚のカスがよく落ちる等
狭心症 30分程度以内の胸の広い範囲の痛み、息が詰まる様な痛み、圧迫される様な痛み、運動・坂道・階段・重い荷物を持つ等、運動量の増加に伴う胸の痛み等
悪性症候群 無動緘黙(むどうかんもく:無言症。無動無言状態のこと)、強度の筋強剛(きんきょうごう:筋肉のこわばり)、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等の症状が現れ、その後、発熱する場合がある。抗精神病剤と併用した際に現れることが多い
脳血管障害 手足に力が入らない、手足のしびれ、麻痺、重いめまい、激しい頭痛、ろれつが回らない、言葉が一瞬出なくなる、ものが二重に見える、歩行困難、言語障害、顔半分が麻痺、片目が見えない、寝たきり、失語、失認、失行、半側空間無視、意識障害等
血管炎 発疹、足や腕に紫色や赤いアザ、全身がだるい、発熱、尿が赤い等
脳梗塞 急な片側手足や顔の麻痺、しびれ、意識障害、言語障害、頭痛、視力障害等
脳出血 激しい頭痛、吐き気、嘔吐、意識障害、半身麻痺、しびれ等

上記の様な症状が現れた場合には、速やかに医師か薬剤師と相談してください。

重大な副作用は、滅多にありませんが、投薬開始時の初期症状には、注意が必要です。
※ご参考※
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その他のものとしては、以下の様な事項が想定されております。
その他の副作用一覧
部位名称等 副作用名称、症状
感染症 鼻咽頭炎、鼻炎、胃腸炎、ヘルペスウイルス感染、インフルエンザ、麦粒腫、中耳炎、咽頭炎、上気道感染、副鼻腔炎
血液障害 白血球減少症、汎血球減少症、血小板減少症、血小板減少性紫斑病
免疫系障害 季節性アレルギー、アナフィラキシー反応、過敏症反応、耳介腫脹、水疱形成、表皮剥脱
代謝障害 食欲不振、食欲減退、体重増加不良、食欲亢進
精神障害 初期不眠症、不眠症、チック、気分変動、神経過敏、無感情、抑うつ気分、抜毛、早朝覚醒、中期不眠症、睡眠障害、攻撃性、不安、感情不安定、うつ病、気分動揺、怒り、激越、過覚醒、涙ぐむ、錯乱状態、失見当識、幻覚、幻聴、幻視、躁病、落ち着きのなさ、リビドー減退、パニック発作、歯ぎしり、緊張
神経系障害 頭痛、浮動性めまい、体位性めまい、自律神経失調、ジスキネジー、鎮静、緊張性頭痛、傾眠、精神運動亢進、振戦、痙攣、大発作痙攣、錯感覚、嗜眠
眼障害 アレルギー性結膜炎、近視、眼そう痒症、結膜充血、霧視、複視、散瞳、視覚障害、ドライアイ
耳障害 耳痛、回転性めまい
心臓障害 上室性期外収縮、徐脈、頻脈、動悸、狭心症、期外収縮、上室性頻脈、心室性期外収縮
血管障害 血圧変動、高血圧、レイノー現象、ほてり
呼吸器障害 咳嗽、アレルギー性鼻炎、喘息、上気道の炎症、咽頭紅斑、鼻漏、咽喉頭疼痛、呼吸困難
胃腸障害 腹痛、悪心、嘔吐、下痢、胃不快感、上腹部痛、異常便、便秘、口内炎、歯肉腫脹、口内乾燥、口渇、消化不良
皮膚障害 発疹、蕁麻疹、湿疹、アトピー性皮膚炎、そう痒症、接触性皮膚炎、脱毛症、斑状皮疹、紅斑、多汗症
筋骨格系障害 関節痛、四肢痛、筋痛、筋攣縮、筋緊張、筋痙縮
生殖系障害 精巣上体炎、陰茎癒着、勃起不全
全身障害 発熱、易刺激性、倦怠感、疲労、胸痛、胸部不快感、異常高熱、無力症
臨床検査 体重減少、血圧上昇、最低血圧上昇、脈拍異常、QT延長、QTc延長、異常Q波、白血球数減少、好中球数減少、好酸球数増加、血中アミラーゼ増加、CK(CPK)増加、ALT(GPT)増加、AST(GOT)増加、肝機能異常、トリグリセリド増加、血糖増加、血中尿素増加、血中尿酸増加、蛋白尿、尿中ケトン体陽性、尿潜血、心雑音、ALP増加、血中ビリルビン増加、肝酵素上昇、血小板数減少、白血球数異常
傷害、中毒 足骨折、手骨折
過量投与 嘔吐、激越、振戦、反射亢進、筋攣縮、痙攣(昏睡を続発することがある)、多幸感、錯乱、幻覚、せん妄、発汗、潮紅、頭痛、高熱、頻脈、心悸亢進、不整脈、高血圧、散瞳、粘膜乾燥

上記は、あくまで主要なものであり、全てを記載したものではありません。

上記以外でも、気になる症状がある場合には、医師か薬剤師と相談してください。

また、持病やアレルギーのある方は、本薬との併用に際して医師か薬剤師と相談してください。

以下の方は、基本的に禁忌です。

・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
・過度の不安、緊張、興奮性のある方
・緑内障のある方
・甲状腺機能亢進のある方
・不整頻拍、狭心症のある方
・運動性チックのある方
・Tourette症候群又はその既往歴・家族歴のある方
・重症うつ病の方
・褐色細胞腫のある方
・モノアミンオキシダーゼ(MAO)阻害剤を投与中又は投与中止後14日以内の方

以下の薬剤との併用は、基本的に禁忌です。

・MAO阻害剤(セレギリン(エフピー))

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