薬の副作用とは
薬には、それぞれ効能(Effect)があり、それに伴って、副作用(Side effect)が必ずあります。
もちろん、効能と言うメリットが、十分にあることが大前提なのですが、そこに、少しだけ、良くない面が存在すると言うことが出来ます。
古くから繰り返し言われていることですが、副作用のない薬は存在しません。また、個人差があり、その程度も千差万別です。
まず、副作用には、大きくカテゴリ分けすると、2種類あります。
1つは、病気の治療には役に立たない作用(Side effect)、もう1つは、有害な反応(Adverse reaction)です。
薬を利用する方から見て、メリットのある効能に対して、デメリットが副作用と言う解釈も出来ます。
何れにしても、副作用は、デメリットであることには違いありません。
程度の問題でもあり、メリットに対してデメリットが小さければ、総合的には、プラスマイナスでプラスとなる訳ですから、薬を利用する価値があると判断出来ます。
しかし、本来のメリットである効能よりも、デメリットである副作用の方が、明らかに大きい場合には、プラスマイナスでマイナスとなり、かえって利用者を害することになります。
その場合には、医師と相談の上、対処する必要があります。
代替手段として、別の薬があるのであれば、薬を変更するとか、治療方法自体を変更するなど、現代医学には、様々な選択肢がありますので、遠慮なく医師と相談するのが、賢明かと思われます。
但し、例外もあります。
つまり、現在の疾患を治療する方法として、その薬しか存在しない場合です。
この様な場合には、副作用を軽減する措置を検討することになります。もちろん、医師と相談の上、決める形になります。
薬の服用を開始後、何か気になる症状が出た場合には、まず、医師と相談しましょう。
医師と相談し辛い場合でも、今は、様々な第三者の相談窓口がありますので、遠慮せず、どんどん相談しましょう
自分の身体なのですから、自分で大切にしましょう。
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